世界遺産登録

6月に開催されたユネスコの世界遺産委員会で「富士山」が国内で17件目の
世界遺産に登録されることになりました。
報道でも大きく取り上げられ、概ね歓迎ムードで伝えられていました。
これを機に富士山への観光客はさらに増える見込みで、波及効果に期待が高まる一方、
環境対策の強化が課題となっています。
また、過去には世界遺産への登録を機に、
いきすぎた商業化が世界遺産の価値に影響を及ぼしているケースや
環境・景観保全重視のため、大幅に開発を制限されているケースなど、
適切な保全体制を整える難しさもあるようです。
課題は多いのですが、今が富士山のピークにならないように
これから先も、我々日本人の誇りであり続けるように
環境を守るための新しい仕組み、新しいモラル作りが必要です。
見るたびに、訪れるたびに美しい。そんな山であり続けて欲しいと願うばかりです。