非上場株式は贈与のチャンス?!

日経平均株価が1万円前後を行ったり来たりしています。

そんな状況下での株価のお話です。

相続税や贈与税の計算の時には、

財産を全て評価して相続税を計算しますが、

上場株式については取引所で取引が行われるため

評価額がはっきり分かります。

しかし、非上場株式の評価はどうやってるのでしょうか?

非上場株式は取引が無いことがほとんどで、時価なんて分かりません。

そこで、財産評価基本通達という国税庁の通達で

税務署が認める時価の計算方法を定めているので、その方法で計算します。

通達における非上場株式の評価方法として、

配当還元方式と

純資産価額方式と

類似業種批准価額方式の

大きく三つの計算方式に分かれます。

この方式を、株主の状況や会社の規模に応じて使い分けます。

その中でも、類似業種批准価額方式は

同業種の上場株式の株価を批准して計算します。

従って、サブプライムショック直後は類似の株式が下がっていたので

非上場株式の評価額も下がりました。

しかも、赤字を出した会社も多かったので、評価が下がった会社も非常に多かったのです。

一株の評価が下がったということは、たくさんの株を贈与しても、税金が安くなると言うことです。

従って、株価が安い、赤字が出てしまった等の場合は

非上場株式を贈与するチャンスなのです。

実際に、何人かのお客様にご提案させてもらったところ

いつもの年より株価がかなり下がって、贈与をなさった方もいらっしゃいます。

株式の贈与は、事業承継と絡めて非常に難しい問題ですが

まだの方は、是非ご一考なさってはいかがでしょうか。