平成30年分路線価図等公開

7月2日に国税庁のサイトにて平成30年分の路線価図等が公表されました。
標準宅地は前年比0.7%のプラスとなり、3年連続で上昇しました。33年連続で日本一となった中央区銀座5の「鳩居堂」前は1平方メートルあたり4,432万円で、バブル期を超え過去最高だった昨年をも上回りました。

路線価は相続税や贈与税の基準になっているため、路線価が上昇するということは、不動産の相続にも影響を及ぼします。
また、相続税の制度が見直され、非課税となる基礎控除は「5000万円+1000万円×法定相続人の数」から、「3000万円+600万円×法定相続人の数」に下がり、課税対象が富裕層だけでなく中流層にまで拡がっています。
不動産の相続分がある方は、現在の価値がどれくらいか調べてみてはいかがでしょうか。