儲かってる会社

お客様(社長)との世間話の中でよく聞かれる質問は「今はどんな会社(業種)が儲かっているの?」です。儲かっている会社の社長はあまりそういう事は聞いてきません。(この質問をしていただいた社長すみません。そうでない場合もあります。笑って読んでいただければと思います。)それだけ不況という事でしょうか。その時の私の答えは決まっています。「中小企業の場合これが儲かっている業種というのはあまりないのではないでしょうか。同じ業種の中で一部の儲かっている会社と大多数のあまりもうかっていない会社といった感じでしょうか」です。中小企業を取り巻く経営環境はますます厳しくなってきており、インターネットで様々な情報の取得が容易になった現在においては競争相手は全国(場合によっては全世界)です。とはいっても愚痴っていても利益は出ないし会社は存続できませんので、この環境の中でやっていくしかありません。本当に利益の出ない不況業種もあるかと思いますが、同じ業種で利益を出している企業があるのであれば必ず活路はあるはずです。最後に儲かっている会社に共通しているのは、当たり前の話ですがお客様の欲求を満たす商品(サービス)をその時その時に応じて提供していくことを続けられる会社です。商品サイクル、お客様の求めるサービスの質、内容が非常に早く変化する現在ではこれをいかに素早くとらえていくかが勝負だと思います。
深井