小売業ランキング

日経流通新聞に全米小売業売上ランキング(米国内売上高)が出ていました。
1位は断トツでウォルマート。売上金額は3,160億ドル(1ドル78円計算で24兆6480億円)。日本でも有名なコストコは5位で売上金額は642億ドル(5兆76億円)です。アマゾン・ドット・コムは順位こそまだ15位で売上金額は263億(2兆516億円)ですが、前年比増減率は+42.5%と大きく売上を伸ばしています。
日本の場合は1位はセブン&アイ、2位イオン、3位ヤマダ電機、4位三越伊勢丹となっており、セブン&アイの売上金額は5兆1,197億円(2012年3月時点)となっています。
消費者の消費行動の変化は一昔から言われてきており、店頭に行って商品を確認してからネットで検索して一番安いところから買うという事が当たり前になってきています。同じ商品を販売するのであればより安い店に(そうすると販売側は他社との競争になるので必然的に規模を追求していかなければなりません)というのは当然のことですが、大多数の企業経営者が追求していくのはそこではないのでしょう。追求していくべきなのは商品の独自性、質、ある特定分野での絶対性といったものでしょうか。