M&Aって何?(その1)

第6号

M&Aとは、会社の買収・売却・合併のことをいいます。イメージとしてはマイナスイメージ(会社乗っ取り、経営不振企業の救済)が強いかもしれません。大企業の採用例、あるいはその失敗例が大きく報道されるため、中堅・中小企業には関係ないものに思えます。ところが最近では、積極採用する企業も増え、プラスイメージが強くなっています。法制度の改正もあり、仲介市場も整備されてきています。

どんなプラスがあるの?
① 技術の向上
   お互いの技術を合わせることによって新たな技術が生まれる。
   ここでいう技術とは、単純な技術力のほか、商品化力、営業力、資本力、事務管理能力などであり、弱点強化と考えるとわかりやすいかもしれません。販売、仕入先が増えるということもあるでしょう。
   今までの事業の拡大あるいは新しい事業への進出へも時間・コスト・リスクなどの節約、軽減につながり、今後の道筋がたてやすいでしょう。

② 後継者対策
   後継者問題を抱えている場合、M&Aにより役員をうまく派遣してもらうと問題解決になります。また、経営者にとっては自分の企業を人手に渡すことには抵抗があるかもしれません。しかし、売却によるハッピーリタイアメントが可能です。この場合従業員の失業問題もクリアできます。
廃業まで考えている時、会社が順調である場合などは廃業にも多額の税金がかかり、従業員の失業問題もある、こうした場合M&Aの利用によって複雑に絡み合った糸が解けていくかもしれません。

※次回実際の事例をご紹介します。

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